株式会社相模エンジニアリング / 土木構造物　調査・点検・診断・設計

　当社は、おかげさまで設立20周年を迎えます。長きにわたりご愛顧いただいているのも、すべてのお客様のご支援やご指導、ご協力があったものとして、感謝の念に堪えません。

 

　平成11年設立時は、橋梁上部工設計会社としてスタートしましたが、現在に至るまでの間、社会的な変化や事象により、私共の業務環境、内容が大きく変化しています。

　建設投資の減少・少子高齢化に伴う技術者不足・例年みられる甚大な災害等、気を抜く暇がない、方向性が定まらない年月を重ねました。

　また、業界動向に目を向けると、当社設立前に発生した兵庫県南部地震、東北地方太平洋地震をうけて策定された示方書、基準、仕様の改定。笹子トンネル天井版落下事故に端を発する5年単位の橋梁点検義務化など、例年のように変化してきております。

 

　当社は、橋梁構造設計にとどまらず、耐震設計、構造物補強設計、橋梁やトンネル等の点検、規模の大小に関わらない修繕設計、施工計画、工事費積算等、様々な業務の経験を積み、技術の確立をしてまいりました。

　その一方、要求される構造物に対し製作性・運搬性・施工性の向上、ライフサイクルコストを考慮した工事費や投資の低減を目標とする成果を生み出せるよう、心がけております。

 

　今後も、社会環境、自然環境の変化に柔軟な対応をし、インフラ整備を担っているとの自負心を持ちながらも、更なる技術の研鑽、謙虚な気持ちをもって業務に取り組む所存です。